公益社団法人西入間青年会議所
2021年度

第40代理事長
吉野 裕太

Yoshino Yuta

誰もが自らの可能性を信じ、
挑戦することで人の笑顔に貢献できる人とまちへ。

一人ひとりが
何かあってもまた立ち直れる
しなやかで強い西入間の創造のために。

1982年に、西入間青年会議所の前身である坂戸青年会議所が設立され、急速に変化する社会情勢の中、諸先輩方は様々な運動を展開し歴史を積み重ね、本年創立40周年という節目の年を迎えます。

現在の日本は様々な問題を抱えながらも、経済発展、技術革新により、人々の生活は物質的には豊かで便利なものとなりましたが、一方で気候変動による異常気象やグローバリゼーションなど地球規模での環境変化の中で、30年以上に亘って経済が停滞し、また、世界各国より速いペースで進む少子高齢化による労働生産人口の減少や、社会保障費の増加など、国民の安定的な生活が危ぶまれています。
そして、新型コロナウィルス感染拡大という危機に直面し、これまでの在り方が変わる転換期を生きています。これからのニューノーマルを生きる私たちはデジタルとリアルの融合による新たな価値を創出し、そして、未来を生きる人のために持続可能な社会という襷を繋いでいきたい。
政府では地域の経済成長と人口増加を目的とした「ひと・まち・しごと創生法」という東京一極化集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境を確保して将来にわたって活力ある日本社会を維持することを掲げています。
しかし、それらが各地域に浸透しているとは言い難い状況です。
その原因は常に変化する社会情勢の中で「従来の物事のやり方や考え方に囚われていること」。
そして、「地域のことはいつか誰かが何とかしてくれるだろう」という他人事に捉えてしまっていることです。

この現状から、誰もが安心して住み暮らせる笑顔溢れる地域社会となるためにも、それぞれの地域が自立し、地域が主体的に動くことで互いの強みを活かした住民や企業、様々な団体とのパートナーシップを以って自らの地域を輝かせていく地域力が求められます。

地域力とは自助と共助を掛け合わせた「人中心」のまちづくりであり、様々なステークホルダーとの対話を通じて新たな価値を創造し、自分たちのまちは自分たちで良くしていくという、奪い合い、削り合う競争社会ではなく、磨き合い、支え合う共創社会が必要なのです。

そして、各地域で持続可能な社会を維持していくため、一人ひとりが地域の問題を他人事から自分事へ変えていく意識変革が必要とされているのです。

そこで、2021年度公益社団法人西入間青年会議所では「進化」を掲げ、「誰もが自らの可能性を信じるしなやかで強い西入間の創造」を目指し、人々が安心して住み暮らせる笑顔溢れる地域の未来を描き、人と人とが織りなす体験価値を最大化する運動を発信してまいります。

人の思考や行動は様々な体験により醸成され、新しいことを知る体験、体験できる場所、共感できるストーリーに価値を見出し、時代や地域ニーズの変化に応じて「進化」をしていかなければなりません。
そのためには地域で体験価値を生み育て、地域に関わる交流人口と関係人口を増やし、今ある地域資源を結ぶことで価値の最大化を創出します。

この、人と人とのつながりが地域に笑顔を生み、自ら地域に関わる原動力となり、しなやかで強い西入間の創造へと繋がっていくのです。今ある環境に柔軟に対応し、共感される人や組織へリブランディングする「進化」を遂げてまいりましょう。

本年度は、これまで築いていただいた土台に更なる組織の強化と、自らの在り方を考える機会を創出してまいります。

西入間青年会議所がこれから先50年、60年と地域から必要とされる団体になるためにも会員拡大と、人財の育成に注力していくことが必要です。
そして、何よりも私たち自らの在り方はどうなのか。
メンバーそれぞれが全く違う環境の中で運動・活動を共に行い、一つのゴールに向かって共に歩みを進めます。

JCには様々な機会があり、それは誰かが与えてくれるものではなく、自ら求めなければその機会を逃してしまいます。
市民意識変革運動を行う我々JAYCEEだからこそ、まずは自らの自己認識力を高め、周りにポシティブな影響を与えられる関係を築いてまいりましょう。

創始の精神である「地域社会のためにより良き明日を目指して、常に進歩への果敢な挑戦を行う」とは、変わらない為に変わる不変の決意であり、私たち一人ひとりがアップデートして進化の循環を止めないことです。
だからこそ私たち青年会議所メンバーが、誰よりも自分自身に積極的な変化を起し、地域にインパクトを与えられる運動を発信してまいります。

青年会議所はいつどんな時でも出来ない理由を考えるのではなく、どうしたら出来るかを常に考える団体でありたい。
その時々の困難は、その時々のJAYCEEが歩みを止めずに運動発進してきたからこそ今がある。
人の成長には必ず負荷がかかります。
その負荷を互いに分け合い、成長し、困った時にはお互い様の心があるからこそ青年会議所運動は楽しいのです。

これまでの39年間の想いを絶やすことなく、繋いでいただいた縁に感謝し、仲間と共に40年目の歴史を刻んでまいります。